HOME > 『キッズジョブまつやま2017』に出展しました

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去る12月17日(日)、松山市小中学校PTA連合会と松山市文化・スポーツ振興財団が主催する、小中学生対象の職業体験イベント『キッズジョブまつやま2017』が松山市総合コミュニティセンターで開催され、中予支部の皆さんが出展されました。今年も60以上の業種が集まり、子供達がいろいろな体験していました。松山市の小中学生は約39,000人近くいますが、このイベントへの参加が許されるのは、たったの1,500人というプラチナチケットです。

 

 

 

 

私達「自動車・バイク整備士」は今回で4回目の出展となりますが、中予支部技術委員会から13名、外部から2名、事務局から2名と総勢17名のスタッフが、自動車整備士に興味を持った子供たちをお迎えしました。我らが“てんけんJr.”くんは、今年も広報としてお手伝いに来てくれましたよ。毎回、子供たちに大人気です。

今回は新たな試みとして、カリキュラムを大幅に変更しました。昨年まで1時間でやっていましたが、今年は1組2時間いただいて、より内容の濃い体験をしてもらうことができました。このイベントの中でも珍しい構成です。

 

エンジンの分解の前に、模型を使って車の簡単な構造を説明しています。

 

 

 

今回、親子でサポートしてくださった会員さんのお嬢さんを、将来有望な女性整備士の卵として紹介しました。女の子も体験に来てくれていましたから、ちょうど良かった!

来年の春には、車屋さんへの就職が決まっているそうです。

 

今回は、愛媛トヨタ自動車株式会社様にもご協力いただき、燃料電池車の紹介もしました。小学生にはちょっと難しいかな???とも思っていましたが、今時の小学生は、『環境破壊』とか『地球温暖化』とか、ちゃんと分かっていたのには驚きました。水素がどうやって車を動かすのか、興味深い様子で学んでいましたよ。

子どもたちが「うわぁ~!」っと見ている後ろから、私達スタッフも「おぉ~、初めて見たぁ…。(笑)」

こうやって、水素を入れます。

 

 

 

さてさて、2時間目は実習です。

今年も、軽自動車のエンジンを1基と原付のエンジンを2基用意して、エンジンの分解・組み立てを体験してもらいます。軽自動車班と原付班に分かれて、それぞれ体験してもらいました。

分解の目的は、「ピストンはどんな大きさか?」シリンダーヘッドを外して、ピストンの大きさを確認します。

 

 

 

 

 

オネーサンに教えてもらいながら、分解していきます。

隣にいる陽気なお父さんは、乗せ上手!見事な手綱捌きで子供たちを指導し、どんどん作業が進んでいきました。

シリンダーヘッドが外れた~

 

 

 

原付班も、順調に作業しています。  ピストン出た~!

 

 

他のブースを見学していても感じましたが、男の子は道具を使って作業をしているのが楽しそうですね。中には、「来年も体験したい」とか「整備士になりたい」とかいった嬉しい声も聞こえてきました。

 

 

そして働いた(体験した)後は、お給料が支払われます。会場の中に何カ所か設営された地域通貨ショップでのみ利用可能な『地域通貨(単位は“きゃん”)』が、1時間当たり“100きゃん”支給されます。「自動車・バイク整備士」は2時間の体験でしたから、1人200きゃん支払います。

このイベントは、お金の大切さも学べる良いイベントですね。

 

休憩時間になると、地域通貨を貰った子供たちがショップに押しかけ、あっという間に大行列です!

 

 

 

地域通貨ショップではお菓子やジュースのほか…、 文房具が販売されていました。

 

今回の新たな試みは、大変興味深い内容でした。今後の活動が楽しみです!

中予支部の皆様、1日大変お疲れさまでした。