HOME > 振興会中予支部より/『キッズジョブまつやま2018』に出展しました

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 去る平成30年12月16日(日)、松山小中学校PTA連合会と松山市文化・スポーツ振興財団が主催する、小中学生対象の職業体験イベントに中予支部の皆さんが参加されました。平成26年度に城南ブロックの皆さんが参加されてから今年で5回目となります。

 今回は61業種の企業が出展し、参加生徒数は1500名を超える大人気の職業体験イベントです。たくさんの応募の中から当選した子供たちは、この日をとても楽しみにしており、出展する私たちも子供の輝く笑顔を思い浮かべながら準備を進めています。

 私たち「自動車・バイク整備士」の会場では、中予支部技術委員会から11名、事務局から2名のスタッフで子供たちをお迎えしました。昨年行った授業時間を変更し、今年は1時間の体験授業を合計4回行いました。参加していただいた子供は小学3年生から中学生の総勢63名です。

 授業内容は、シャーシ模型を使った説明のほか、ホイールナットを締めつける作業や、ブースターケーブルを使ってバッテリーをショートさせる体験も行いました。

 また、50ccのスクーターのエンジンを2基、660ccの軽自動車のエンジンを1基持ち込んで分解作業の体験を行い、本物のピストンを取り出してみる作業を行いました。実際にプロの整備士が使う工具を手に取り、子供たちが作業をする姿は、とても微笑ましかったです。各時間、女の子の参加もあり、男の子たちと共に真剣な眼差しで一生懸命学んでくれました。

今回新たに作成した、『ホイールナット締め付け教材』。
分解したハブを手作りのフレームに固定して、実習ができるようにしています。

バッテリーにブースターケーブルを繋いで、バチッ!
飛び散る火花に、子供たちは驚いた様子でした。(笑)

 

軽自動車のエンジン班1班と、原付のエンジン班2班に分かれての実習作業です。

男の子は、道具を持たせると制御不能!
制止して、順番通りに作業を進めるのも一苦労です。(笑)

 子供たちがどのような話や作業に興味を持つか、毎年子供たちの反応を見ながら技術委員会で意見を出し合い、回を重ねるごとに授業内容は充実しています。直接たくさんの声を聞ける貴重な体験をさせていただくことができ、非常に有意義な一日でした。

 将来、整備士になりたい!と憧れの職業となるよう、来年も今年以上に頑張りたいと思います。

実習の後、中予支部技術委員会の畦委員長が「整備士になりたい人!?」と問いかけると、何人か手を挙げてくれました。
この中から、未来の整備士が育ってくれると良いですね。

中予支部技術委員会の皆さん、1日お疲れ様でございました。

 

(文・写真:中予支部事務局 伊賀上、本会事務局 大北)

 

 

当日は、日本自動車整備商工組合連合会(整商連)の職員の方が、『自動車整備事業活性化方策 』という事業の取材にいらっしゃいました。

整商連のホームページで紹介されていますので、併せてご案内いたします。